離乳食が進んでくると気になるのが、味付けや塩分量。

大人でも、濃い味付けによる塩分の摂り過ぎは良くないと言われます。

デリケートな赤ちゃんの場合は、なおさら塩分に気をつけてあげたいですよね。

とはいえ、どれくらいの塩分量が適切なのか、いまいちよくわからないママも多いのが現実。

  • 「実際に赤ちゃんが塩分を摂り過ぎるとどうなるの?」
  • 「塩分はどれくらいなら与えても大丈夫なの?」
  • 「調味料はどれを使えばいいんだろう…」

子育て中のママからは、こんな疑問の声がよく聞かれます。

私も最初は、赤ちゃんに与える塩分について全く知識がありませんでした。

実際に塩分について自分で調べてみても、医学的な難しい文章だったり、内容が詳しすぎて読んでいる時間がない。

そんなこんなで、塩分についてよくわからないまま離乳食を進めてしまっている状態に…。

あなたも同じように、離乳食の塩分や味付けに不安を感じてはいませんか?

そこで今回は、離乳食の塩分についてポイントを押さえながらわかりやすくまとめてみました!

これを読めば、きっとあなたの不安も解消されるはず(*^-^*)

赤ちゃんが寝ているちょっとした時間に、塩分についてサクッと勉強しちゃいましょう!



なぜ離乳食の塩分はだめなのか?

「赤ちゃんに塩分の濃い食べ物はNG」というのは誰でも知っていると思います。

しかし、なぜ塩分が良くないのか?摂り過ぎるとどうなるのか?と聞かれると、答えられない方も多いのではないでしょうか。

実は、離乳食期に塩分を撮り過ぎると、こんな影響があるんです。  


離乳食と塩分

腎臓への負担

腎臓は、主に体の老廃物や塩分を尿として外に出す役割を担っています。

そのため、塩分の撮り過ぎは腎臓に負担がかかるのです。

赤ちゃんの内蔵は大人に比べてまだまだ未熟ですから、なおさら気をつけてあげる必要がありますね。

味覚の発達への影響

味覚は、離乳食〜幼児食の中で形成されていきます。

この味覚の発達の時期に味の濃いものばかりを食べていると、味付けの濃い食事ばかりを好むようになり、偏った食生活になりやすいです。

生活習慣病のリスクが高まる

味付けが濃いものを好み、偏った食生活をしていると、肥満や高血圧などの生活習慣病になるリスクが高まります。

すぐに異常は出なくても、将来的に病気を発症する原因になるかもしれません。


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どうですか?意外と知らなかった影響もあるのではないでしょうか。

こうして具体的に塩分の撮り過ぎによる影響をみると、塩分=悪いものと感じてしまうかもしれません。

しかし、塩分も体には必要なもの。

塩分を全く摂らないようにするのではなく、過剰摂取を避けることが大切!

とはいえ、実際に離乳食で与える塩分の適正量っていまいちよくわかりませんよね。

ではさっそく次の章で、塩分の適正量を見ていきましょう!


適切な塩分量はどのくらい?

離乳食期に赤ちゃんに与えて良い塩分の量は、月齢ごとで違います。

月齢ごとの1日の塩分摂取量を実際に調べてみました。

  • 生後5ヶ月〜6ヶ月頃…母乳やミルクからの微量な塩分で十分なので、離乳食で摂取する必要はない
  • 生後7ヶ月〜8ヵ月頃…1日に0.3グラム程度
  • 生後9ヶ月〜11ヶ月頃…1日に0.5グラム程度
  • 1歳〜1歳半…1日に1.5〜2.0グラム程度



文献によっては多少の誤差がありますが、これが月齢別の適正な塩分摂取量となります。

でも…この数字、正直とってもわかりにくくないですか?

子育てや家事で忙しいのに、毎日毎日この量を計算するなんてとてもできませんよね。

いざ離乳食を作るときは、正確に何グラム…という情報より、これくらいの味付け!というおおまかな目安の方が役立つと思います。

そこで、世のママさんの体験談や、わたしが離乳食の本を見ながら実際に作った離乳食の味をもとに、どれくらいの味付けが適切なのかまとめてみました。

  • 生後5ヶ月〜6ヶ月頃…味付け不要。素材の味を生かしましょう!
  • 生後7ヶ月〜8ヵ月頃…大人が食べたとき、なんとなく味がする程度。風味付けほどの味付けがベスト。
  • 生後9ヶ月〜11ヶ月頃…大人が食べたとき、味はするけれど薄いなぁと感じる程度。大人には物足りなく感じられる味付け。
  • 1歳〜1歳半…大人が食べたとき、薄めではあるけれどおいしく感じられる程度。


  • 大人の味覚を基準とすると、それぞれの月齢でこのくらいの味付けが適切だと思います。

    味覚には個人差がありますが、基本は薄め薄めにすること。

    大人が食べたとき、ご飯のお供にできそうな味付けはまだまだ先です。

    また、月齢があがっても、赤ちゃんが薄味を嫌がらず喜んで食べてくれている場合には無理に味付けを増やす必要はありません。

    できるだけ自然の味や風味を生かした離乳食作りを心がけていきましょう!


    離乳食に使える調味料は?

    続いて気になるのが、離乳食期に使える調味料

    調味料といっても、種類がたくさんあり、どれを使えばいいのかわからないですよね。

    赤ちゃんに与えてはいけない調味料ってあるの?なんてことも気になると思います。

    やはり調味料も、月齢によって使えるものと使えないものがあります。

    気をつけるべきポイントも押さえてあるので、離乳食の味付けを始める前にこちらもぜひ1度確認してみてくださいね!


    離乳食と塩分

    生後5ヶ月〜6ヶ月頃

    離乳食初期は、基本的に調味料は必要ありません。

    素材の味だけで十分おいしく食べられます。

    ただ、赤ちゃんが多少の風味があるものを好むなど、どうしても調味料を使いたい場合には以下の調味料が使用できます。

    いずれもごく少量の使用にとどめてください。

    バター(無塩) / マーガリン / 砂糖 

    生後7ヶ月〜8ヵ月頃

    離乳食中期には、初期から使える調味料に加えて醤油が使えるようになります。

    ただ、人によっては中期でも醤油はNGという考えもあり、使えるようになると言っても風味付け程度のごく少量がベストでしょう。

    生後9ヶ月〜11ヶ月頃

    離乳食後期に入ると、使える調味料がいくつか増えます。
     
    塩 / 醤油 / 味噌 / ケチャップ


    醤油と味噌については、大豆からできているものなのでアレルギーの有無を確認してから使うようにしてください。

    また、ケチャップは味が濃いので量に気をつけたい調味料。

    もし、トマトピューレや無塩のトマトジュースなどで代用するのがおすすめです。

    1歳〜1歳半

    この時期になってからようやく使える調味料がこちら。

    マヨネーズ / みりん / はちみつ / 酢

    いずれも少量ずつ使うようにしましょう。

    注意点が必要な調味料

    マヨネーズ

    マヨネーズには卵が使われています。

    卵アレルギーがある赤ちゃんはもちろんのこと、卵のアレルギーの有無が確認できていない場合にも使用は控えましょう。

    みりん

    アルコールが含まれている調味料。

    加熱することでアルコールが飛ばされるので、みりんを使う場合にはしっかりと加熱してアルコールを飛ばすことが大切です。

    はちみつ

    はちみつには、稀にボツリヌス菌という菌が混入していることがあります。

    1歳以降になると、腸壁が発達して菌を通さなくなるので大丈夫ですが、1歳未満の場合には菌により乳児ボツリヌス症という病気を発症する可能性が。

    はちみつは1歳過ぎるまで避け、1歳を過ぎてからは調味料として少量使うようにしましょう。


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    薄味でもおいしい離乳食にするには?

    離乳食期の塩分量や使える調味料をみてきましたが、やはり赤ちゃんに与えるものは薄味が基本。

    でも、赤ちゃんも成長するにつれて、少しずつ味付けされたものを好むようになっていきます。

    できるだけ薄味のものを食べさせたい…。でも、薄味だと食べてくれなくなってきた…。こんな壁にぶつかるママも少なくありません。


    赤ちゃんが食べてくれなくなると、少しでも食べてほしいという気持ちから味付けを濃くしてしまいがち。

    しかし、ここで調味料を増やしてしまうと、赤ちゃんもどんどんと味の濃いものを欲しがるようになり、悪循環になってしまう可能性大です!

    そこで、薄味でもおいしく食べられる工夫を考えてみました!

    ダシでうまみを引き出そう!

    かつおぶしや昆布、しいたけなどからとったダシには、うまみが凝縮されています。

    大人よりも味に敏感な赤ちゃんには、こうしたダシの味でも十分においしく感じられるものです。

    ダシをとるのは面倒と思うかもしれませんが、冷凍することもできるので、まとめて冷凍してしまえばそれほど手間にはなりません。

    野菜茹でたあとのゆで汁も、野菜スープとして使えるのでおすすめです!

    離乳食で役にたつ冷凍術はこちらで詳しく紹介しています。
    → 離乳食には必須の冷凍術!保存から解凍方法まで一挙公開!

    かつおぶしや海苔で香りをプラス!

    味付けをそれほど濃くしなくても、香りがあれば食が進みます。

    かつおぶしや海苔などをプラスするだけで簡単に変化がつけられます。

    海苔は月齢に合わせて使うようにしてください、青のりも香りがあるのでおすすめですよ。

    ぜひ試してみてくださいね。

    盛り付けなど見た目にも工夫を!

    毎日毎日同じ盛り付けだと飽きてしまうもの。

    味だけでなく見た目にも変化をつけてみてください。

    たまには大人と同じお皿に盛り付けてあげたり、ちょっとおしゃれな雰囲気の盛り付けに挑戦したりすると赤ちゃんにとっても新鮮です。

    ベビーフードを参考に!

    味付けのパターンが決まっている場合には、市販のベビーフードが参考になります。

    店頭のベビーフードはバリエーションが豊富!

    なかなか思いつかないようなメニューもあるので参考にしてみてください。

    また、眺めるだけでなく、ベビーフードを実食してみることも大切。

    味はもちろんのこと、食材の硬さや大きさも参考になりますよ!


    離乳食と塩分


    このように、味を濃くしなくても離乳食に変化をつける方法があるので取り入れてみてくださいね。

    また、離乳食中期頃には、今までパクパク食べていた赤ちゃんがパタリと食べなくなる、いわゆる「中だるみ」という状態になることがあります。

    中だるみの原因は様々で、食べることに一時的に興味がなくなっていることも。

    離乳食を食べてくれないのは、味付けのせいだけではありません。

    味付けばかりに目を向けず、食べさせる環境や言葉かけなどにも工夫をしてくださいね。


    まとめ

    いかがでしたか?

    離乳食の塩分について詳しくみてきましたが、離乳食作りの参考にしていただけたでしょうか。

    全体を通して言えることは、赤ちゃんに与えるものは薄味が基本ということ。


    でも、塩分を気にしすぎて離乳食作りがストレスになってしまっては意味がありません。

    薄味ということを常に心がけて離乳食作りに取り組めば、あまり神経質にならなくても大丈夫!

    1食1食の塩分量を計算して一喜一憂していたら、あなたも疲れてしまいますよね。


    毎回細かく計算するのではなく、その日のメニューを覚えておいて、塩分の撮り過ぎになっていないか後で振り返ってみることがおすすめです。

    1日を振り返ったとき、今日は少し塩分の多いメニューだったなと思ったら、明日はもう少し塩分控えめになるようにしてみよう、など、メニューを思い出しながらバランスをとっていくと良いと思います。

    今回の内容を参考にしながら、健康的でおいしい離乳食作りを目指していってくださいね!


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